![]() 一般的な食器食事中にごはんが食器の端に広がり食べづらい |
![]() (断面図) |
![]() まんまボウル食事中もごはんが常に中央に集まり続けるから最後のひと口まで食べやすい |
![]() (断面図) |
・内側の傾斜によって、常にごはんが真ん中に集まるからネコさんがストレスなく夢中で食事できます。
・ドライフードが広がってしまう平たいお皿より、食べやすいから残す量がグッと減ります。
手前が低い斜め形状だから顔が入れやすい。ごはんを口に入れるのが楽です。
食器にふちに返しがないから外にこぼれる
舌でフードをすくい上げるときに食器のふちの返しが防壁となり、食べこぼしを防ぎます。
食器の外にごはんがこぼれにくいから落ち着いて食事ができます。
プラスチック製の食器は傷がつきやすく、汚れが落ちにくいため、細菌や雑菌が繁殖する恐れがあります。一方、磁器製のまんまボウルはガラスのような強度を持ち、傷がつきにくく汚れが残りにくいため清潔に保ちやすく衛生的です。
≫傷がつきにくいネコ食器とは? 比較実験の様子。食器選びの参考に。
人の口の中には約700種類・数億個の細菌が存在しますが、歯磨きをしないネコさんは、その数倍の細菌が繁殖すると言われています。人と違い箸を使わないネコさんは、食事のたびに舌が食器に直接触れることで細菌が付着・増殖しやすい環境になり器の衛生状態が悪化しやすくなります。
特に問題なのが、ネコさんの歯周病発生率は80%以上*1*と非常に高いことです。歯周病が進行すると、口内炎を引き起こすだけでなく、細菌が血流に乗り腎臓にダメージを与える可能性があります。実際に、歯周病になると腎臓病を併発していることが多いと報告されており、口腔内の健康管理が腎臓病予防につながることが分かっています。
そこでおすすめしたいのが磁器製の食器です。磁器は表面が滑らかで汚れがつきにくく、細菌の繁殖を防ぐため、衛生的に使い続けることができます。また、丈夫で劣化しにくいため、長く清潔な状態を保てるのもポイント。
(*1) 小動物歯科診療の歴史ならびに現状と展望(II), 日本獣医師会誌,
https://jvma-vet.jp/mag/05805/06_5.htm
まんまボウルは、より多くのネコさんに快適に使ってもらうため、色ごとに異なる職人が製作しています。
どの色も、日本国内の伝統ある工房で丁寧に作られた、高品質な猫用食器です。
岩手県の職人が手がける、日本製の猫介護用食器
この道40年以上のベテラン職人が一つひとつ丁寧に製作。
平成26年度バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰の内閣府特命担当大臣奨励賞を受賞
日本磁器発祥の地・有田町で70年以上の歴史を持つ「金善製陶所」が製作。
1948年の創業以来、"人と自然をつなぐものづくり" をコンセプトに伝統と技術を活かした器づくりを続けています。
ネコ社員ちゃっくんと「まんまボウル」開発の様子
作りたかったのは闘病中のネコさんのため食器を少し傾け両手で支える飼い主の優しい手です。
闘病中のネコさんがエリザベスカラーをしたまま、ごはんが食べられる介護食器をネコ社員と共同開発しました。
その結果、鼻ぺちゃのネコさん、顔が大きいネコさん、高齢猫さんにも使いやすく、健康なネコさんにとっても快適な形であることが分かりました。
病気のネコさんのために生まれた商品だからこそ、すべてのネコさんが夢中でごはんが食べられる食器が誕生しました。
ネコ社員におまかせするだけでなく「人間」もネコの気持ちになって一緒に商品開発をしています。
「もし自分がネコだったらどう感じるか?」ヒト用に拡大製作した試作品を使用して、使用感や改良点を検証しています。