この記事の目次
ネコに関わるお仕事はどんなものがあるか?まとめてみました。
- 獣医師
- 動物病院スタッフ(診療補助等)
- カメラマン
- 撮影会スタッフ
- ブリーダー
- ネコカフェ(経営者)
- キャットシッター
- キャットトリマー
- ペットショップ(経営者)
- 動物愛護保護施設(報酬ありスタッフ)
- 動物プロダクション
- 動物看護師
- アニマルセラピスト
- 動物愛護業務(保健所)
- ペットカウンセラー・ペットロスカウンセラー
- ペットホテル(経営者)
- ネコ用品メーカーブランド
- ペット用品卸業
- イラストレーター
- 漫画家
- 映像(CM・営業)
- 雑誌(企画・編集)
- ネコ雑貨作家
- ネコの成長記録、メモリアル作成
- ネコと一緒に暮らす前のトライアル機関
- ネコ専門の住宅メーカー、ネコ専門一級建築士
- ペットの保険業
- 猫のしつけ代行(キャットトレーナー)
- 老猫ホーム
- ペット探偵
1.獣医師
病気やケガをしたネコの診療を主に行います。
獣医師はネコの健康診断や診療するだけではありません。
獣医師免許は農林水産省から交付されているため、ペットだけでなくあらゆる動物の診察を行います。また、病気を持った動物や畜産物が海外から入ってこないようにし、口蹄疫等の家畜伝染病の発生や感染の拡大を防止をします。動物用医薬品の研究・開発や品質を管理し、乳肉などの畜産物の安全を守ることも獣医師の重要な仕事です。
2.動物病院スタッフ(診療補助等)
入院中のネコのケアはもちろんのこと、電話や来院される飼い主さんから「病気のこと、料金のこと、トリミングのこと、しつけのこと」など様々な質問に対する応対もします。病気のことであれば、質問を獣医師へ的確に伝え、診察の介助を行います。その他、カルテの管理、会計処理、ダイレクトメールの管理、書類作成、薬の在庫管理、来院予約の管理などなどいろいろあります。
3.カメラマン
一言でいえば「ネコを撮ること」。
しかし、何も考えずシャッターをただ押せば良いわけではありません。撮影する写真がどこで、どんな目的に使われるのかを考え、目的に合った写真を撮ることが求められます。
カメラをはじめとする機材の扱い方、撮影に欠かせない「光」の当て方や、より写真を良く見せるための「構図」など、撮影に関するさまざまな知識を身につけます。そして、利用目的にそった最高の一枚を撮影するのが仕事です。
4.撮影会スタッフ
撮影に関わる準備や、お手伝いをするお仕事です。
撮影カメラマンのアシスタントとして、撮影時にレフ板を被写体にあてたり、撮影会場での誘導や案内など多岐にわたります。
経験や資格は必要ないので、誰でも簡単に始めることができます。
将来、カメラマンになりたいと思っている人なら、撮影会スタッフやカメラマンアシスタントも一つの経験になります。仕事を円滑に進めていくために、必要な気配りや目配りが、身につく仕事です。
5.ブリーダー
「ブリーダー」とは、ネコの繁殖を専門に、交配から出産まで全て行い、繁殖した健康な動物を市場に流通させるお仕事です。 この仕事は、深い知識と経験を必要とします。
また、生まれた赤ちゃんのお世話や、産んだ後のお母さんの健康管理・健康維持など、その仕事内容は多岐にわたります。
6.ネコカフェ(経営者)
ネコカフェは、飲み物を飲んだりしながら猫と戯れることができるお店です。ネコ好きにはたまらないこのお店。カフェという雰囲気にネコがいるだけで、普通のカフェにはない魅力が生まれます。
7.キャットシッター
ご出張、ご旅行などでお出かけの際、ネコのお世話はどうしますか? ほったらかしにはできません。環境の変化が苦手なネコにとって、暮らし慣れた大好きなお家のお留守番がいちばんストレスなく過ごせる方法です。
キャットシッターは、お留守番しているネコが、いつもと変わらない環境で快適に過ごせるよう、心を込めて、丁寧にお世話します。 10ネコいれば10の個性。ネコの個性を大切に、ネコの要望に即したお世話を心がけます。
8.キャットトリマー
トリマーは、ペットの美容師さんです。トリミングが基本的な仕事です。実際にお店でもドッグトリミングの専門店が存在しますが、ネコ専門でトリミングを行う人を、キャットトリマーと呼びます。
仕事の基本は人間相手の美容師さんとあまり変わりません。
ブラッシングをしてシャンプーやリンスをしてしっかり乾かす。そして毛をカットする。
トリマーの国家資格はありませんが、民間資格はあります。専門知識を学ぶには最適です。
9.ペットショップ(経営者)
ネコと新しい生活を始めた方、すでに一緒に生活しているかいぬしさんのサポートをする仕事です。
現在、ペットショップでネコを買った飼い主さんが後悔し、捨てられることも少なくありません。
そうならないよう、必要なお世話や費用などをきちんと説明し、アドバイスや相談にのることも、重要なお仕事になっています。 かいぬしさんがネコを理解し、ネコと楽しく生活できるようにすることも、ペットショップとして大事な役目です。
10.動物愛護保護施設(報酬ありスタッフ)
様々な理由で、飼い主がいなくなった動物を保護します。病気になっている場合も多いので、その回復までの面倒を見たり、再び新しいかいぬしを、見つけることも行います。
また正しい動物の飼育方法などの啓発活動も行います。
施設の運営資金は寄付によってまかなわれることが多く、募金活動も重要な仕事です。 動物の福祉を向上させていく仕事のため、日々の観察力が必要です。
11.動物プロダクション
動物プロダクションは、芸能プロダクションと同じようにたくさんの動物タレントを抱えています。
「ただかわいいだけのネコ」でなく、きちんと撮影現場で「演技の出来るネコ」が多数所属します。
普通のネコでは現場で演技することは困難です。 希望している形に少しでも近づけるには、しっかりとした調教と演技指導が不可欠です。 より良い作品づくりのため、ネコが最高の演技とパフォーマンスを発揮できるようにすることが仕事です。
12.動物看護師
動物病院における看護師さん、いわゆる動物看護師は今とても人気のある職業です。動物看護師はいわば動物病院の何でもやさんです。
飼い主さんからの相談ごと、入院中の動物の世話、お薬や病気の説明、手術の助手や獣医師の補助など、求められる資質は動物に関して何でもできる、いろいろなことに気を配れる、ということなのです。単に動物が好きというだけでは勤まりません。体力も必要で、精神的にもタフでないと務まりません。
13.アニマルセラピスト(人を癒やす)
アニマルセラピーは人間の患者さんや高齢者の方々に、犬や馬などの動物と触れあい癒しを与えます。めいった気持ちを回復させストレスを減らします。
医療行為として人間を治療をするアニマル・アシスティッド・セラピーと、人間に癒しの効果を与え、生活を豊かにするアニマル・アシスティッド・アクティビティがあります。そういった意味でアニマルセラピーは、動物の治療をする職業ではなく、人間の心のケアをする職業と言えます。
14.動物愛護業務(保健所)
動物愛護センターは、市民協働事業として適正飼育の普及啓発、譲渡事業の充実、飼い主不明の犬や猫の対策、市民ボランティアとの協働、市民意見等の反映を行います。
また、動物保護管理業務として傷病動物への緊急措置、保護収容動物の保護管理業務を行っています。動物たちと人間が、共存共生を行っていくために必要なルールやマナーを、市民ボランティアや、飼い主さん達と一緒に取り組んでいくことが仕事です。
15.ペットカウンセラー・ペットロスカウンセラー
これまでずっと一緒で、かけがえのない家族として生活してきたネコが死んだとき、その悲しみは計り知れません。愛するネコの死を目の当たりにした時、かいぬしさんの心理状態は落ち込み、喪失感、悲嘆など大きな影響を与え「ペットロス症候群」などの精神疾患に陥る人が近年増えています。
ペットロス(喪失感・悲嘆など)症候群に関するカウンセラー、すなわちペットカウンセラー・ペットロスカウンセラーが必要とされています。
16.ペットホテル(経営者)
ペットホテルは、飼い主さんが旅行や出張などで、ペットと同行することができない場合、家族であるペットを預かってくれる施設を言います。最近では、一人暮らしでペットを飼う人も増えてきているので、長期間不在や、近所で預ける人の見つからないなど、不測の事態がつきものです。
そんな時、ペットホテルの存在は心強いものです。しかし、慣れない空間で過ごすことは、ペットのストレスに繋がるので、対応には注意が必要です。
17.猫用品メーカーブランド
ペットの用品開発は、直接犬やネコから意見をきくことができません。犬やネコがどのようなものを好むのか。ペットフードであれば、必要な栄養素を含んだ配合を考えて試作をしては、実際の犬や猫に食べてもらい、何度も試行錯誤の末ほんとうにおいしいペットフードを、健康な毎日をサポートするペットフードをつくりあげていく。
マーケティングチームや製造現場とともに、日々研究・開発を続けていくことが、この仕事の楽しさです。
18.ペット用品卸業
ペット用品の卸業は、単純にペットショップなどに、商品を卸すだけではありません。新商品の提案や、スムーズな受発注の仕組みづくり、国内外の拠点を結びすばやく対応できる物流ネットワークなど、さまざまなリクエストにも柔軟に対応する必要があります。
ペットショップのオーナーや、店長から信頼してもらえるようになれば、売り場づくりや商品陳列の提案などもできます。 商品を販売するだけではないやりがいのある仕事です。
19.イラストレーター
イラストレーターは、雑誌や本などの挿絵を主に描いています。 その他、広告・パンフレットやポスターなどの販促物にも絵を描いています。 本や雑誌の編集をしている方や、デザイナー、アートディレクターから仕事を依頼されます。
絵を描く仕事ですが、自分の好きな絵を描いて生活をしている人は画家です。画家との違いは、自分の描きたい絵を描くのではなく、自分のタッチで依頼された内容の絵を描くことを仕事にしていることです。
20.漫画家
マンガ家のイメージは、原稿用紙に向かってペンで、ガリガリと描いているシーンだと思います。絵を描くだけがマンガ家の仕事でありません。キャラクターを作り、世界観を設計し、物語を生み出すのがマンガ家の仕事です。
「プロット」⇒「ネーム」⇒「下描き」⇒「ペン入れ」⇒「仕上げ」という工程で完成に至ります。 編集部の担当編集者と打ち合わせを繰り返し、作品を描きあげる段階では、アシスタントの協力を得て完成させます。
21.映像(CM・営業)
予算や商品内容、出演者のイメージなどを踏まえてコンセプトを決定し、企画が認められれば制作に入ります。
特別な資格は必要ありませんが、広告代理店か広告制作会社に就職して働くのが一般的です。経験を積めばフリーランスや、自分で事務所を立ち上げたりすることもできます。
大手広告代理店では、実力主義の面が濃く、広告にまつわる幅広い知識を有し、ディレクターや脚本などまで兼務できる人が求められる傾向も強いようです。
22.雑誌(企画・編集)
毎月発行している月刊誌であれば、毎月必ず締切が来ます。
そして、毎月新しい特集で読者を魅了し続けなければなりません。それが、編集者の仕事です。一見華やかな仕事にも見えますが、企画~制作まで全てに関わり、雑誌のクオリティを決めるのも編集者の責任です。
しかし、毎月発行されるごとにやりきったという実感は強く、書店やコンビニに並ぶ、自分が携わった雑誌を見ると、「また頑張ろう」とやる気になる。そんな仕事です。
23.雑貨(プロダクトデザイナー)
重・軽工業製品のデザインをしている人を、プロダクトデザイナーといいます。仕事の幅は広く、小さな家庭電化製品から自動車まで多種多様です。
プロダクトデザイナーは製品の色彩よりも形を優先しデザインするので、色彩面は別の専門家が付く場合が多いです。
プロダクトデザインには重工業の製品を含め室内家電製品まで包括します。デザインセンス、立体や色彩感覚に加えて建築学など、様々な方面の専門知識が要求される仕事です。
芸術系、美術系の大学や専門学校で学ぶと良い
24.ネコの成長記録、メモリアル作成
(動画・写真なとでプロが思い出を残してくれる)
25.ネコと一緒に暮らす前のトライアル機関
(短期のお泊りマッチング、アレルギーチェック)
里親審査とネコのマッチングを行います。無料ではなく費用がかかります。
これは保護~譲渡までの日常的な飼養費や不妊去勢手術、病気の検査料や治療費などのケアに掛かっているお金で、活動を続けていくためにも必要です。
里親審査完了後、すぐに飼い始めるのではなく2週間ほど実際に家で飼ってみる「トライアル」を行います。
本当に家族として迎え入れることができるのか、きちんと世話ができるのかなど慎重に対応するためです。
26.ネコ専門の住宅メーカー、ネコ専門一級建築士
ネコと一緒に暮らす家は、単に家を作ることだけが目的ではありません。ネコを理解し、家族の一員として生活しやすいような設計や、生活空間の提案が行えなくてはなりません。
ネコと一緒に暮らす家のポイントは、小さいお子さんとお年寄りが同居できるような住空間が理想です。人が住みやすい家は、ネコにとっても住みやすい家です。ネコも人も、快適に感じる住環境は一緒です。そして、ネコが行動しやすいような配慮も必要です。
27.ペットの保険業
ネコも病気や事故に遭う時代。そんなもしもの時、人と同じように保険があれば安心です。しかし、ネコには健康保険のような制度がありません。国が保証をしてくれるのは人間だけです。
でも、ネコも人と同じように病気や事故・ケガをします。そして、入院や通院といった出費が発生します。
もしかすると、膨大な治療費がかかってしまう場合もあるでしょう。不測の事態に備え、かいぬしさんのため、適切な提案することが求められます。
28.猫のしつけ代行(キャットトレーナー)
キャットトレーナーは、「ドッグトレーナー」ほどメジャーな仕事ではありません。キャットトレーナーはまったくの無資格でもできる仕事です。それどころか、トレーナーとしての勉強を一切していなくても、「私はキャットトレーナーです」と名乗れてしまいます。
しかし、資格は存在します。そして、資格取得は就職時に有利になる材料です。また、就職した後もキャリアアップの方法の一つとして資格を取得することは極めて有効です。
29.老猫ホーム
ネコも人間と同じように、年を取ります。最近は、ネコでも寝たきりになったり、ボケてしまったりします。
かいぬしさんが若ければ、自分で介護を出来るのですが、かいぬしさんが高齢で、寝たきりやボケてしまったネコの面倒が、見れないという状況が起こっています。
そうしたかいぬしさんと、介護が必要になったネコを、サポートするのが老猫ホームです。
ここから旅立つネコも少なくありません。残りの生涯を一緒に過ごす仕事です。
30.ペット探偵
ネコが探偵を行うわけではありません。かわいいネコが行方不明になった時に探してくれるのが、ネコ探偵です。いろいろと手をつくしても見つからない時、かいぬしさんはとても不安になります。
そんな不安を早く解消することが仕事です。特に資格が必要ではなく、誰でもネコ探偵になることは出来ます。
獣医師など専門知識や、ネコの習性・本能などを知っていたほうが、成果は出しやすいです。競合が少なく、明日から出来る仕事です。
あったらいいなの想像上の仕事も含まれています。
実際にお仕事されている方からの情報お待ちしております。
例:猫用品専門ブランド
猫用品専門ブランドのミッション
わたしたちのモノづくりはネコが主役。
全てにおいて常にネコ第一主義の会社です。
もし自分がネコだったらどう感じるか?使いやすいか?気に入ってくれるか?想像しながら商品を作っています。それが、「ネコ目線のモノづくり」です。
nekozuki(ねこずき)はネコ目線のモノづくりでネコの困ったを解決 >ページを見る
出典
夢を夢で終わらせないためのペット・ケアの仕事と資格
動物にかかわる仕事(1) (知りたい!なりたい!職業ガイド) 知りたい!なりたい!職業ガイド
動物にかかわる仕事(2) (知りたい!なりたい!職業ガイド) 知りたい!なりたい!職業ガイド