ネコさんの爪の切り方をご紹介

前回ネコさんの爪の構造はどうなっているの?という内容でブログ記事を投稿いたしました。

切っても大丈夫なところがわかったので今回は実際に爪切りをしてみます。




切っても大丈夫な爪の場所を確認

ネコさんの爪の断面イメージ

ネコの爪の断面図


ネコさんの爪は玉ねぎのようにいくつかの層があります。
外側にいくほど古い層となります。古い層はパサパサ硬くて割れやすいです。
新しい層はツルツルと柔らかく割れにくいのが特徴です。

血管や神経組織を切らないよう少しづつ、ちょこっと切りが安心です。

(前回のブログ記事ネコさんの爪の構造はどうなっているの?




爪切りに協力してくれる高齢猫さん

今回、爪切りに協力してくれるネコさんは16歳の高齢猫ちゃっくん。
高齢ということもあり爪の場所によっては厚くなっています。

爪を切らせていただくネコさんは16歳の高齢猫ちゃっくん




爪切りの流れ

1.膝にのせる

落ち着く




2.爪に異常がないか確認

ちゃっくんを捕まえる

怪我をしているところがないか?割れているところはないか?など事前にチェック




3.爪切り(道具)の準備

膝に乗せる

今回は切るところがわかりやすいニッパータイプの爪切りを使用。
最大15ミリまで刃が開くので、ちゃっくんのような高齢猫の厚い爪も楽に切ることが出来ます。




4.爪切り

落ち着く

よく切れる爪切りはバチンっ!といった切るときの衝撃が少なく
ちゃっくんへの負担も少なくこの穏やかな表情。
まるで爪を切られているのに気づいていないかのよう。




5.爪切り終了

落ち着く

無事、両手両足すべての爪を切ることができました。
トータル1分30秒くらいでしょうか。




6.褒める

落ち着く

爪切りを頑張ったネコさんを撫で撫で。褒めてくださいね。




爪切りの一連の流れを動画で全公開

動画内の爪切りの音にもご注目ください。

厚い爪(イラスト・古い爪)を切るときは少し鈍い音がします。
古い爪が剥がれ落ちた新しい爪を切るときは高い澄んだ音がします。
厚い爪で着るのが怖い!という方、ご安心ください。
何度か爪を切っているうちに古い爪は剥がれ落ち、割れにくい新しい爪になってきます。




ネコさんの爪について

次回のブログでは、「爪切り頻度」についてお話します。




切るところが見えるから安心。ちょこっと切りが出来る猫専用つめきり

動画で使用している爪切り→切るところが見えるから安心。ちょこっと切りが出来る猫専用つめきり