「いつもネコさんにあげている市販のキャットフードは添加物が心配……」
「ネコさんに手作りごはんをあげたい!結局どんなことに注意すればいいの?」
ネコさんに手作りごはんをあげたいと考えるきっかけは、さまざまかと思います。
しかし、いざあげたいと思って調べてみても、はっきりしないことが多くてお困りではありませんか?
中には「手作りごはんはあげちゃダメ!」なんて意見も見られますが、決してそんなことはありません。
この記事では、ネコさんに手作りごはんをあげるメリット・デメリットから注意点まで詳しく解説します。
また、ペット栄養管理士など多数の資格保有者である、nekozuki編集部の太野さんに、日頃ネコさんにあげているごはんのレシピ例も3つ教えてもらいました。
(株)クロス・クローバー・ジャパン代表取締役。ネコ目線のモノづくりでネコの困りごとを解決する商品を数多く開発。相棒はネコ社員のなるとさん、ぽんちゃん、ちゃっくん。2022年にあんこさん、きなこさん、ひいらぎちゃんが新しく仲間入り。
ネコさんのごはんでお悩みの飼い主さんは、ぜひご一読ください。
- 手作り猫ごはんを試してみたい人
- 市販のキャットフードの添加物が気になる人
- 手作り猫ごはんの注意点を知りたい人
- 猫ごはんの簡単なレシピが知りたい人
- ネコさんに手作りごはんをあげてもいいのか心配な人
この記事の目次
まずは猫の“食性”を知ろう
前提として、ネコさんにあげる手作りごはんの知識をつけても、必ず食べてくれるとは限りません。
最初に、ネコさんはもともと何を食べて生活する動物なのか、ネコさんに必要な栄養素は何か、ごはんの食べ方にどういった特性があるのかなどといった「食性」を理解することが大切です。
ネコさんの食性を生かしたごはんをあげることで、ネコさんの負担を軽減しながら、楽しい食事の時間が過ごせるでしょう。
猫は「肉食動物」だけど・・・
ネコさんは「完全肉食動物」と言われています。基本的には肉や魚を好んで食べる動物です。
しかし長い間、人間と一緒に暮らしてきたネコさんは、やや雑食気味であるとも言われています。すでに手作りごはんをあげている飼い主さんの中には、「うちのネコさんは野菜が好き」とか「ごはんをたくさん食べる」といった実感を持たれている方もいるかもしれませんね。
食の好みは個体差が大きいため、「野菜はほとんど口にしてくれない」というネコさんもいれば、「野菜好き」のネコさんもいます。はたまた「野菜はお肉と一緒に調理したら食べてくれる」というように、食べ合わせによる好き嫌いなどもあるでしょう。
また「子猫は母猫にもらった食べ物の味を好む」と言われていますが、人間と一緒に暮らすネコさんは、飼い主さんにもらった食べ物の味を覚えて、大人になっても好んで食べてくれる傾向にあります。
そのため、子猫期のうちからいろいろな味を経験させてあげることで、ネコさんにとっても負担なく手作りごはんを受け入れてくれるでしょう。
猫に必要な栄養素
ネコさんに必須と言われている栄養素には、以下のようなものが挙げられます。
- タウリン(必須アミノ酸)
- タンパク質
- アルギニン
- ビタミンA
- アラキドン酸(必須脂肪酸)
参考:ペット栄養学会誌(14)イヌ・ネコのライフステージと栄養(その2)より
それぞれ1日あたりの必要量は、ネコさんの年齢や成長に応じて異なります。
この中でもネコさんは「タウリン」を体内でつくれないため、「タウリン欠乏症」には注意が必要です。
タウリンが不足すると心臓病、視力障害、生殖障害などを引き起こす可能性があります。
また肉食動物のネコさんは、「動物性タンパク質」の摂取も重要です。
キャットフードの「総合栄養食」には、ネコさんに必要な栄養素がすべてバランスよく含まれています。
「一般食」は補助食品として設計されていることが多く、特定の栄養素の強化や健康上の問題に対応しているフードもあります。
総合栄養食と一般食をうまく組み合わせることで、ネコさんの食事に変化を加えられるといったメリットも◎
手作りごはんは「一般食」にあたるため、一般的には総合栄養食をベースにしながら取り入れるのがおすすめだと言われています。
猫に手作りごはんをあげるメリット・デメリット
「ネコさんに手作りごはんをあげるのは、あまりよくないと聞いた……」
「手作りごはんでは栄養が不足してしまう」といった注意喚起を目にして、不安を抱いていませんか?
だからといって、手作りごはんにメリットがないかと言うと、そんなこともありません。
手作りごはんのメリットとデメリット、両方を理解したうえで、あげる・あげないの選択を飼い主さん自身がすることが大切です。
ここではネコさんに手作りごはんをあげるメリットとデメリットについて、詳しく見ていきましょう。
手作り猫ごはんのメリット
- 無添加のごはんを与えられる
- 食事から水分補給ができる
- 体調や好みに合わせた食事を提供できる
- 愛猫とのコミュニケーションになる
1.無添加のごはんを与えられる
市販のフードには、あらゆる添加物が含まれています。私たち人間も、生活するうえでなんとなく「添加物が気になる」という経験をしたことはありませんか?
一緒に暮らすネコさんにあげるごはんも同じです。飼い主さんが選んだ食材で調理したシンプルなごはんを食べてもらって、素材そのものの味をネコさんに経験させてあげるのも、豊かな“ネコ生”には大切なことです。
2.食事から水分補給ができる
総合栄養食にはドライフードの商品が多くあります。ドライフードの水分含有量は約10%と少なく、ドライフードだけでは十分に水分がとれない可能性が高くなるため注意が必要です。
水分をたっぷり含んだ手作りごはんなら、お水を飲むのが苦手なネコさんもストレスなく水分補給ができます。
\ネコさんの水分不足について詳しく知りたい方は、こちらの記事をチェック!/
3.体調や好みに合わせた食事を提供できる
ネコさんの健康状態によっては、いつも食べているドライフードを食べないor食べられないということが突然起こる場合もあるでしょう。そのようなときに、手作りごはんであれば食べてくれる可能性があります。
また、高齢になったネコさんは、ドライフードだけではなかなか食べてくれないこともあります。ネコさんの食の好みに合わせて、食いつきのいい食事を飼い主さんが選んであげられるのも、手作りごはんのメリットだと言えるでしょう。
4.愛猫とのコミュニケーションになる
市販のフードだけでは代わり映えしない食生活になる一方で、ネコさんの好みや旬の食材などを考慮して作ったごはんは、ネコさんにとっても格別なものになるでしょう。
飼い主さんにとっても、今まで知らなかったネコさんの好みが把握できるなど、意外な一面が見られるチャンスになるかもしれません。
手作りごはんは、ネコさんとのコミュニケーションにもうってつけです。
手作り猫ごはんのデメリット
- 栄養管理が難しくなる
- 手間がかかる
- 日持ちせず、持ち運びにも不便
1.栄養管理が難しくなる
手作りごはんの最大のデメリットは、どうしても栄養管理が難しくなってしまうことです。
ネコさんの健康維持に不可欠な栄養素を含む食材を選定する必要があるほか、アレルギーを発症しないように複数の食材をローテーションするなどの配慮も大切になります。
栄養が不足していると、ネコさんの体調に何かしらの異変が見られるはずなので、日頃から体調管理が欠かせません。
2.手間がかかる
手作りとなると、市販のフードよりもやはり手間がかかります。
「毎日手作りごはんをあげよう!」と意気込んでみたものの、時にはごはんを作れない日もあるかもしれません。
「手作りごはんを毎日作るのは大変…」という方は、数日分まとめて作って冷凍保存したり、「ねこずきのごはん」のような無添加のフードを活用したりするといいですよ。野菜を刻んだものを冷凍しておくだけでも手間が省けておすすめです。
冷凍保存をする場合は、1ヶ月を目安に使い切りましょう。
3.日持ちせず、持ち運びにも不便
手作りのごはんには当然ながら「酸化防止剤」などの添加物は入っていませんので、市販のフードに比べて傷みやすくなっています。鮮度が落ちるとネコさんの食いつきも悪くなることもありますから、鮮度管理には細心の注意を払いましょう。
また手作りごはんは、おでかけ時や災害などの非常時に持ち運びができない点も少々不便なところです。すべてを「手作り」にこだわるのではなく、市販のフードも含めていろいろな食べ物に慣らしてあげることが大切なのかもしれませんね。
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猫に手作りごはんをあげるときの注意点
ネコさんに手作りごはんをあげるうえで、注意してほしいポイントもいくつかあります。
- 与えてはいけない食材に注意
- 食物アレルギーに注意
- 調味料・香辛料などは使用しない
- 鮮度に注意
- 無理はしない
1つずつ見ていきましょう。
与えてはいけない食材に注意
ネコさんに与えると健康被害につながることや、最悪のケースでは生死に関わる可能性が高い食材もあります。
中でも特に注意したい食材をピックアップしたので、ぜひ参考にしてください。
【生死に関わる可能性が高いNG食材】
- じゃがいもの芽
じゃがいもの芽や緑色の皮の部分には、「ソラニン」や「チャコニン」といった毒性の成分が含まれています。人間と同様、ネコさんにとっても危険ですので、じゃがいもを調理する際には十分に気をつけましょう。
- ネギ属の野菜
長ネギだけでなく、玉ねぎ、ニンニク、ニラ、わけぎ、ユリ根、ラッキョウ、エシャロットなど、ネギ属の植物全般に注意が必要です。
ネギ属の野菜には「アリルプロピルジスルフィド」という有害物質が多く含まれており、大量に摂取すると血尿や下痢・嘔吐などの原因になります。重症化すると死に至る恐れがあるため、絶対に与えてはいけません。
【健康被害につながることがある】
- チョコレート
「テオブロミン」という成分が原因で、嘔吐や下痢、発熱、けいれんの発作などを引き起こす可能性があります。飼い主さんのおやつの誤食にも注意してください。
部屋に置きっぱなしにしない、ネコさんの届くところに置かないなど、置き場所に注意しましょう。
- 香辛料
刺激たっぷりの香辛料は、摂取すると内臓を刺激したり肝臓障害の症状を引き起こしたりする可能性があります。
魚肉ソーセージなど、人間用の加工食品にも含まれていることがあるため、原材料の確認をしっかり行いましょう。
- 加熱した鶏の骨など先の尖ったもの
誤って飲み込んでしまうと、口内や消化管を傷つける恐れがあります。
鶏肉には細かい骨が残っている場合もあるため、調理の際には十分に注意してください。
一方で、一般的には注意すべき食材だと挙げられているものの、実際には常識の範囲内の量であれば与えても問題ないとされる食材もあります。
「生のイカ、タコ」や「生卵の白身」などです。
同じ食材を与え続けることに注意し、健康的な食生活を目指せるとよいですね。
食物アレルギーに注意
食物アレルギー発症のメカニズムは、人間もネコさんも同じ可能性があると言われています。
ただし原因の特定や、予防は難しいのが現状です。
飼い主さんが最低限できる対策として、
- 初めてあげる食材は少量から慣らしていく
- 特定の食材だけでなく、さまざまな食材をあげる
といった点に配慮していきましょう。
調味料・香辛料などは使用しない
ネコさんのごはんに、味付けは必要ありません。
調味料や香辛料などは使わないように注意しましょう。
特に前述のとおり、香辛料は健康被害を招く恐れもあり、大変危険です。
人間のごはんの残り物をあげる際にも気をつけてください。
鮮度に注意
保存料が含まれていない手作りごはんは、市販のフードに比べて腐敗が進みやすいため、取り扱いに注意しましょう。
特に夏場は、少し口をつけただけでも細菌が繁殖しやすくなっています。
また、残ったごはんを冷蔵庫に入れて翌日あげようとしても、ネコさんが味の変化を察知して食べてくれないこともあるかもしれません。
新鮮なものを好むネコさんは多いので、できるだけ作りたてのごはんをあげられるよう工夫しましょう。
無理はしない
これまで市販のフードをあげていた飼い主さんは、いきなりすべての食事を手作りごはんにしてしまうと食べてくれないかもしれません。
ネコさんは警戒心の強い一面もあるので、食べ慣れない食事に関しては食いつきが悪いネコさんが多いでしょう。
「食べないから」といってすぐに諦めるのではなく、工夫しながら少しずつ慣らしていくことが大切です。
ネコさんの健康状態も見ながら、無理せずできる範囲で少しずつ進めてみましょう。
手作りごはんをあげる頻度は?毎日でもOK?
ネット上で調べてみると「手作りごはんは週に1回が目安」といった意見を多く目にします。栄養バランスの観点で言うと、自分が作るごはんがしっかりとバランスを満たせているか?心配になる飼い主さんは多くいらっしゃるかもしれません。
そもそも「手作りごはんをあげたい」と考えてくださったきっかけはなんでしょうか?
病気になってしまったから、食材を自分で選んであげたいから、市販のフードの添加物が気になるから、ネコさんと一緒にごはんを楽しみたいから……など、さまざまな理由があるかと思います。
飼い主さんの負担にならず楽しくできる範囲で、無理なく続けられれば、毎日手作りごはんにしても問題はありません。
しかし飼い主さんが不安になったりストレスを抱えたりすると、その感情がネコさんにもそのまま伝わってしまいます。大切なのは、ネコさんと飼い主さんが一緒に楽しむことです。
世の中には美味しい食材がたくさんあるので、いろいろな味を体験しながら、ネコさんと一緒に手作りごはんを楽しめるといいですね。
手作りの猫ごはんのポイント
ここまで手作りごはんのメリット・デメリットや注意点などを詳しく見てきました。
「手作りごはんを試してみよう!」と思っていただけたらうれしく思います。
では実際にネコさんのごはんを手作りする際、どのような点を意識したらよいのでしょうか。ここでは手作りごはんで押さえておきたいポイントを具体的に見ていきましょう。
動物性タンパク質をメインに作る
ネコさんは肉食なので、動物性タンパク質を構成するアミノ酸がより多く必要です。
動物性タンパク質は、肉や魚以外にも大豆、卵、乳製品などが挙げられますが、中でも肉や魚からは良質なタンパク質が摂取できます。
またネコさんはアミノ酸の旨味を感じとることから、動物性タンパク質をメインにすることで食いつきが良くなるといったメリットもあります。
食べやすい大きさ&温度にする
ネコさんは人間や犬のように、食べ物を噛み砕く役割を持つ「臼歯」が発達していません。
そのため丸飲みしても問題のない、食べやすい大きさにしてあげてください。
また手作りの場合は熱々のごはんを提供することもできますが、「猫舌」という言葉があるように、ネコさんには適していないため、温度にも配慮が必要です。
人肌程度の「冷たすぎず、熱すぎない」温度を目安にしましょう。
年齢別に配慮した食事を心がける
全年齢を通して同じようなごはんをあげるのではなく、年齢別の特徴にあわせて工夫した食事を心がけることが大切です。以下、具体的に見ていきましょう。
【子猫期の場合】
成長が著しい子ネコさんは、高タンパク・高カロリーの食事が大切です。特に生後4ヶ月ごろまでの子ネコさんは、成猫のおよそ2倍のエネルギーが必要と言われています。
歯の生え変わりなども含めて、ネコさんの成長に配慮しながら、食事を工夫しましょう。
【成猫の場合】
成長が安定してきて、ネコさんの食の好みもだんだんとはっきりとする時期です。体重増加や偏食などに注意しながら、バランスのよい食事を心がけましょう。
【シニア猫の場合】
運動量が減りだすと、ますます体重増加が気になります。低脂質で消化のよいごはんを意識してあげましょう。
日々お口の健康もチェックして、歯の状態が悪くなってしまったら、やわらかく飲み込みやすいごはんにしてあげるといいですね。
忙しい人にもおすすめ!簡単手作りレシピ【動画あり】
ここまで、手作りごはんのメリット・デメリットや注意点など、基本的な知識をお伝えしてきました。「やってみよう!」と思ったら、ぜひ簡単レシピからチャレンジしてみてください。
ここではペット栄養管理士資格をもつnekozuki編集部の太野さんが教えてくれた、日頃ネコさんたちにあげているごはんのレシピ例を3つ紹介します。
1.「ねこずきのごはん マンダイ」を使ったレシピ
マンダイは、狙って獲る魚ではなくマグロの延縄に一緒にかかり漁獲されるので市場にはあまり出回りませんが美味しい魚で産地では人気です。身はもちろん内臓まで食べられる捨てる所がない魚といわれています。
【材料】
- ねこずきのごはん マンダイ
- かぼちゃ
- にんじん
- ぶなしめじ
【作り方】
1.かぼちゃは種をくり抜いたものを適当な大きさに切り、フードプロセッサーにかける。
2.にんじんは皮をむき、適当な大きさに切ったあとフードプロセッサーにかける。
3.ぶなしめじは石づきを切り取り、フードプロセッサーにかける。
4.熱したフライパンに「ねこずきのごはん マンダイ(1缶)」を加える。
5.続いて細かく刻んだかぼちゃ、にんじん、ぶなしめじを加え、フタをして食材に火が通るまで煮込む。
6.水気が少なくなってきたら、火を止めて完成です。
「ねこずきのごはん マンダイ」は水分が多めの缶詰なので、煮込む際、新たに水を加える必要はありません。もちろん水分を足してスープ状にしてもOKです。ネコさんの好みに合わせて楽しんでくださいね。
2.「ねこずきのごはん メカジキ」を使ったレシピ
【材料】
- ねこずきのごはん メカジキ
- かぶ
- かぶの葉
- ぶなしめじ
- ごはん(炊飯済)
【作り方】
1.かぶの葉は細かく刻み、かぶの皮を剥く。
2.かぶを適当な大きさに切り、フードプロセッサーにかける。
3.ぶなしめじは石づきを取り、適当な大きさに切ったあと、フードプロセッサーにかける。
4.鍋に適量の水、細かく刻んだかぶの葉、かぶ、ぶなしめじと「ねこずきのごはん メカジキ(1缶)」、炊飯済みのごはんを入れ、フタをして食材に火が通るまでゆでる。
5.水分が減ってちょうどよい柔らかさになったら完成です。
ネコさんは人間ほど炭水化物の吸収は得意ではありませんが、手作りごはんで与える量ぐらいであれば問題なく食べられます。
3.「ねこずきのごはん メバチマグロ」を使ったレシピ
【材料】
- ねこずきのごはん「メバチマグロ」
- にんじん
- ブロッコリー
- ゆで卵
【作り方】
1.にんじんは皮をむき、適当な大きさに切ったあと、フードプロセッサーにかける。
2.ブロッコリーは小房に切り分けて、細かく刻む。
3.ゆで卵は皮をむき、細かく刻む。(エッグカッターがあると便利です)
4.熱したフライパンに、細かく刻んだにんじん、ブロッコリー、ゆで卵と「ねこずきのごはん メバチマグロ(1缶)」を入れ、軽く炒める。
5.フタをして食材に火が通るまで蒸す。
6.食材に火が通ったら完成です。
使用する食材の分量は、ネコさんの好みにあわせて調整してあげてください。1回分の食事量の目安は頭のハチのサイズです。(ハチの大きさと胃袋の大きさは同じぐらいだと言われています)
時短のためフードプロセッサーを使用していますが、包丁を使っても問題はありません。ネコさんが食べられるようであれば大きめに切っても大丈夫です。ネコさんに合わせて調整してあげてください。
また他にも時短アイテムとして、「シャトルシェフ(THERMOS/サーモス)」などの保温調理ができる調理器具も便利です。
基本的には「自分のごはんをちょっと多めに作って、味付けしていないものを猫にあげる」というようなイメージです。
あまり神経質になりすぎず「ネコさんと同じ食事を飼い主さんも一緒に楽しむ」といったスタンスで、気軽に作っていただけたらうれしく思います。
手作りが難しい人におすすめの無添加ごはん「ねこずきのごはん」
上記のレシピでメインに取り入れていたのは「ねこずきのごはん」です。
「魚本来の美味しさを味わってもらいたい」という思いから商品開発に至りました。
原材料はすべて魚と水のみでつくられた、無添加のウェットフードです。
「市販のフードの添加物が不安なので、手作りごはんを試してみたい」とお考えの方にも安心して手に取っていただけます。
缶詰なので手軽にメインになるだけでなく、災害など非常時の備えとして活用することも可能です。
飼い主さんにとっても、ネコさんにとっても安心できる素材で、ネコさんの喜ぶ姿を見てみませんか?
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【ペット栄養管理士に聞く!】誰にも聞けない猫ごはんのギモン
ネコさんの手作りごはんに関する情報については信ぴょう性の低いものが多く、どの意見を信用したらいいのか、お悩みではありませんか?
そこで、愛玩動物飼養管理士1級、ペット栄養管理士、ペット食育士1級など多数の資格保有者であるnekozuki編集部の太野さんに、ネコさんの手作りごはんに関するさまざまな疑問を聞きました。
飼い主さんのギモン解消の一助になれば幸いです。
Q1:ネコさんにはいつ頃から手作りごはんをあげてよいのでしょうか?小さいうちから与えても大丈夫でしょうか?
生後3〜4週間を過ぎ、乳歯が生えてきて、ごはんに興味を持ち始めた頃からいかがでしょうか。離乳期は高エネルギーの食事が必要です。また、消化のよいやわらかい食事を心がけてください。だいたい生後2~3ヶ月前後で離乳期が終わります。やわらかい食事から、徐々に普通の食事にしていくといいです。
Q2:あまり手作りごはんを食べません。やめるべきでしょうか?
まったく食べない日が続いてしまうと心配だと思います。例えば、食べ慣れているごはんがカリカリだった場合はカリカリをメインにしてあげて、トッピング程度で手作りごはんを足してみるといった工夫をしてあげるといいかもしれませんね。
調理方法が変わるだけでも食いつきが変わることもあります。わが家にも3匹のネコさんがいますが、みんなそれぞれ好みが違うんです。
あとは、同じものが続くと飽きてしまうので、いろいろな食材を試してあげるのもよいでしょう。旬の野菜だったり、漁港で入手できた新鮮なお魚を一緒に食べてみたり。
手作りごはんにこだわりすぎる必要もないとは思いますが、飼い主さんとネコさんがお互いにごはんの時間を楽しめたらいいですね。
Q3:うちのネコさんはささみが好きで、ささみばかりを欲しがります。同じ食材の与えすぎはよくないのでしょうか?
与えすぎの量がどれくらいかわかりかねますが、ささみだけでなく色々な食材から栄養をとってほしいと願うのが飼い主さんの心だと思います。手作りごはんであれば、飼い主さんがネコさんのために材料を選べますし、調理方法も工夫できます。
例えばささみはトッピングだけにしたり、ごはんに混ぜてあげたりといった具合に、他の食材と組み合わせてみるのも一つの手です。形状を変えるだけで食べてくれることもあります。
大事なのは、神経質になりすぎないことです。飼い主さんが不安になっていると、ネコさんにもその感情が伝わってしまい、食事の時間がネコさんにとって“怖いもの”になってしまいかねません。
ヒトで言うと、栄養学に詳しくない方も自分で食事を作って食べていると思いますが、問題にならず生活しているのではないでしょうか。体にはすばらしい調整機能が備わっているからだと考えます。
Q4:手作りごはんを毎日あげていますが、栄養面が心配です。ネコさんが栄養不足でないかどうかを見極めるポイントはありますか?
人間も長期的にいろいろなものを食べていく中で、必要な栄養が自然にとれていると思います。ネコさんも、体が調整する機能を持っていると思うので、あんまり厳密に考えなくても、だんだん蓄積してバランスが整ってくるのではないかなと考えています。
とはいえ、飼い主さんの心配な気持ちもわかります。
ネコさんの栄養バランスが崩れると、何かしらの変化が見られるはずです。ネコさんのちょっとした異変に気づけるかどうかは、定期的な健康チェックが欠かせません。
具体的には、2〜3週間に1回の体型チェック、1ヶ月に1回の体重測定と、検査キットでお口の検査をしています。
体型チェックは「ボディコンディションスコア(※下図参照)」を参考に、「背骨の突起がわかるか?」「肋骨があるのがわかるか?」「くびれがわかるか?」を見ます。特に変わりがなければそのままの食事内容でOKですが、痩せてきたら量を増やす、太ってきたら量を減らすといった具合に調整します。
※引用:飼い主のためのペットフード・ガイドライン ~犬・猫の健康を守るために~
定期的に健康チェックをしていれば、ネコさんのちょっとした異変にも気づきやすくなるので、大事なことだなと感じています。
とはいえネコさんが外で暮らしていた時代に、ネコさん自身が栄養バランスを考えて狩りをしていたかというと、恐らくそうではありませんよね。
カンペキにやろうとすると飼い主さんも大変なので、ゆるくやっていくことが楽しく続けるコツだと考えています。
Q5:わが家のネコさんは、生肉(魚)を食べたがります。ネット上には生であげてもよいという意見と生はダメという意見の両方が見られるので悩ましいです。生肉(魚)をあげてはいけないのでしょうか?
生魚に関してはアニサキスなどの寄生虫が心配ですよね。とはいえ、海の近くに住んでいるネコさんは生魚をとってそのまま食べることもあるぐらいですから、「絶対にダメ」ということはありません。
同じように、生肉を食べて生きているネコさんも実際に存在はします。
「生肉をあげなきゃいけない」ということも、「生肉をあげてはいけない」ということもありませんので、最終的には飼い主さんの判断に委ねられます。
自分は生肉を食べる習慣はないので……(笑)ネコさんにも加熱したものをあげています。
人間と同じように、ネコさんにとっても安心できる調理法でごはんをあげられたらよいのではと思います。
まとめ:無理せずできる範囲で手作りごはんをあげてみて
さまざまな意見が見られますが、ネコさんに手作りごはんをあげることは決して悪いことではありません。
いきなりすべてのごはんを手作りに移行してしまうと、ネコさんが警戒して食べてくれないこともあるので、まずは市販のドライフードへのトッピングなどから、少しずつ試してみてはいかがでしょうか。
いろいろな食材や調理法を試しながら「この子はこういう味が好きなんだな」などと、ネコさんの好みを探っていくのも、きっと楽しい時間になります。
ネコさんと過ごす、健康で豊かな毎日に。ネコさんとのコミュニケーションに。
「手作りごはん」を選択肢のひとつに加えてもらえたらうれしく思います。