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猫砂がなくなったときに代用できるものってあるのかしら?


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災害時に猫砂がなかったらどうしたらいい?


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猫砂の代わりに新聞紙が使えるって聞いたけど?

基本的には、猫砂を使用するのがネコさんにも飼い主さんにもベストな方法だと思います。

しかし、災害などさまざまな事情により猫砂が手に入らないということも充分に考えられます。そんなときに困らないように知識として、猫砂の代用品について知っておくことをおすすめします。

今回はネコさんのトイレに新聞紙を使う方法を詳しく解説していきます。

この記事はこんな方にオススメ
  • 災害時のネコさんのトイレ対策を知りたい
  • 猫砂の代用品を知りたい
  • 新聞紙を使ったトイレの使い方を知りたい

猫は排泄物に砂をかけたいのです

トイレの砂をかく猫

ネコさんが排泄物に砂をかけて隠すのは本能といっても良いかもしれません。

ネコさんの祖先は砂漠で暮らしており、水分をあまり必要としなかったため、排泄物のにおいが強かったと言われています。そのため、排泄物をその場に置いたままにしておくと、天敵に居場所を知られてしまう危険性がありました。

そこで、ネコさんは、手近にあった砂で排泄物を埋めてにおいを消したのではないかと考えられています。また、一説では、病気の蔓延を防止するためではないかとも言われているようです。

つまり、ネコさんが排泄物を隠すのは、天敵から身を隠すためというのが有力。自分の身の安全を守るために必要な行為だったんですね。

ところが、室内で暮らしているイエネコにとっては、天敵に遭遇することはほぼ考えられませんから不要な行為といえるかもしれません。ですが、本能のようなものですから、そうそう簡単にやめることはできないのでしょう。

ネコさんにとって猫砂は私たち人間が思っているよりもずっと、ずっと大事なものなのかもしれません。

猫砂は新聞紙で代用できる!

新聞紙の山

新聞紙は、猫砂の代用品として使えます。

消臭効果も期待できますし、比較的入手しやすいため、災害時やうっかり猫砂を切らしてしまったときなどの緊急時にも役立ちます。

新聞紙は消臭効果がある

新聞紙は、高い消臭効果が期待できます。その秘密は使われている紙とインクにあります。

新聞紙に使われているインクにはカーボンが含まれています。カーボンとは炭のことで、炭はにおいを吸着して消臭する効果があるとされているのです。

また、新聞紙は繊維の間にある隙間が湿気やにおいを吸収する性質があります。

このように、新聞紙は緊急時に猫砂の代用品として使用するのに十分な機能を兼ね備えていると言えます。

ただし、長期間使いつづけるとにおいが気になることもあるので注意が必要です。

災害時など猫砂が入手困難なときにも

猫砂が入手困難なときでも新聞紙なら入手できる可能性が高いでしょう。新聞を契約しているならば、常にある程度の新聞を自宅に保管しておくと、いざというときにも困らずにすみます。

新聞紙は消臭効果だけでなく、吸水性も高いため、猫砂の代用品としては申し分ない素材です。

排泄をしたらすぐに片付けるという手間はありますが、新聞紙の代用方法を知っておくといざというときに役立つでしょう。

新聞紙を使ったトイレの作り方と注意点

トレイから顔を出す猫

新聞紙を代用するネコさんのトイレは、少し手間はかかりますが、作り方や使い方はとても簡単です。新聞紙と手ごろな段ボールさえあればすぐに作ることができます。

災害時などのいざと言うときのために新聞紙で代用する方法を覚えておきましょう。

新聞紙の使い方

猫砂の代用として新聞紙を使う際は、シュレッダーを使って細かくするのがおすすめです。シュレッダーをお持ちでない場合は、なるべく細かくなるように手で裂いてください。

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家庭用のシュレッダーならば、数千円程度で購入できます。もっと手軽にという飼い主さんには、100円ショップのはさみ型シュレッダーがおすすめですよ。

新聞紙をトイレに入れるときは、底に裂いていない新聞紙を何枚か敷きます。トイレシーツがあればシーツを敷いてもよいでしょう。その上に裂いた新聞紙を適量入れてください。

排泄したらすぐに片付ける

猫トイレの掃除

新聞紙は吸水性が高いと言われています。とはいえ、猫砂のような高い吸水性は期待できません。ネコさんがおしっこをしたらすぐに片付けるようにしましょう。放置していると水浸しになってしまう可能性があります。

また、うんちの場合は放置しておくと、ネコさんが砂かきをして、手足にくっついて汚れてしまうことがあります。うんちの場合もできるだけすぐに取り除くようにしてください。

 おしっこの変化に気づきにくい

ネコさんのおしっこは、健康のバロメーターでもあります。とくに、下部尿路系疾患の病歴のあるネコさんには重要なチェックポイントでしょう。

ところが、新聞紙ではそのおしっこの状態がわかりにくいのです。

新聞紙は灰色で、吸水性が高いためおしっこの色に変化があっても気付きにくいと言われています。

新聞紙を使う際は、ネコさんの排泄回数や量、排泄時の様子に気を配るようにしましょう。もし、いつもと違う様子が見られたら、早めに動物病院に相談するようにしてください。

トイレシーツで代用する方法もある

ペット用トイレシーツ

ネコさんのトイレとしてトイレシーツを代用する方法もあります。訓練は必要ですが、日頃のトイレ掃除はトイレシーツを捨てるだけですから、かなり手間を軽減できます。

また、おしっこの色の変化にも気付きやすいというメリットもあります。

ただし、砂かきが大好きなネコさんには、ストレスの原因になってしまう可能性があるため不向きです。

トイレシーツを使用する方法が「絶対にだめ」とは言いませんが、ネコさんにとっては不自然な排泄スタイルなのは間違いありません。愛猫の性格なども考慮してよく検討の上で導入することをおすすめします。

けっして、私たち飼い主の都合を押しつけることだけはないようにし、トレーニングの際も、ネコさんに無理をさせることのないよう配慮してください。

新聞紙もトイレシーツもいざというときの代用品

新聞紙は吸水性がよく、消臭効果も期待できるため、猫砂の代用品としておすすめです。

また、トイレシーツもしっかりと吸収し水分を閉じ込めてくれるのでおすすめ。

ただ、新聞紙は排泄したらすぐに片付ける必要があります。仕事などで自宅を長時間留守にするご家庭には不向きでしょう。

トイレシーツも排泄後に砂をかける習性を考えると、積極的に推奨するのはなんとなく気が引けます。

日頃の片付けやネコさんの習性を考えると、どちらも、緊急時の代用品と考えるのが良さそうです。