光の加減により変化するネコの瞳

時間帯や光の加減によって変化するネコさんの目。

ねこの瞳孔は、周りの光の量によって形が大きく変化します。
暗い場所では光を少しでも多くとり入れようと円形に大きく見開きますが、明るい場所では光が入り過ぎないように縦に細く狭めて調節します。
(出典:富山県庁  とやま動物愛護)

ちゃっくんの瞳の様子を撮影。

朝のねこの目
日差しが強い時間帯は糸のようなクールな目をしています。

夜のねこの目
暗い場所では瞳孔が開いてくりくり真っ黒い目

同じネコさんですが瞳の違いでだいぶ印象が違います。




昔の人はネコの目を時計代わりに使っていた

時計のない時代、ネコさんの瞳孔の形で時間を予測。
ネコさんの目が時計になっていたようです。

日本にはこのような和歌が残されています。
「六つ丸く 五七卵に 四つ八つは 柿の核なり 九つは針」

仙巌園内「猫神神社(ねこがみじんじゃ)」
島津家の第17代・義弘(よしひろ)が、朝鮮出兵の際に7匹の猫を連れて行き、猫の目の瞳孔の開き方を見て時間を推測していたという逸話に関係しており、朝鮮から無事に生還した2匹の猫が祭られている。
(出典:たびらい観光情報鹿児島観光情報猫神神社(仙巌園)/鹿児島市)




忍者もネコの目を時計代わりに使っていた

伊賀の忍者のネコ目時計
忍者は時間を知るために砂時計を持ち歩いていたが、それ以外にも時間を知る方法を知っていた。
「猫の目時計」といって、猫の目の開きぐあいによって時刻を知る方法である。
猫の目玉は、夜明けの頃と日暮れの頃、昔の時刻でいうと明け六つ、暮れ六つにはいっぱいに開いていて丸く見える。
五つ、七つといわれる午前8時頃と午後4時頃には、卵形ぐらいに細くなる。四つ。八つといわれる午前10時頃と午後2時頃には、卵形がだんだん細くなって、柿の種ぐらいになる。
九つといわれる正午頃にはいっそう細くなり、針のように一直線に見える。猫の目の習性をよく知っていたので利用できたのであろう。
さまざま武術を身につけ、火薬、天文、気象、動植物の生態など、あらゆる知識を駆使していたのが忍者である。
(出典:甲賀流忍術屋敷)




ネコ目時計

ねこの目時計

先程の和歌を時計に置き換え、ネコの瞳を重ねるとこのような図になります。




ちゃっくんの目時計

ちゃっくんの目時計

実際に、時計に落とし込んでみるとこんな感じになりました。

時計が近くにないとき、ネコさんの瞳に時間を教えてもらいませんか?




まとめ

ネコさんの瞳孔の開き方を観察すると時間がわかる!?かもしれません。

時計が近くにないとき、ネコさんの瞳に時間を教えてもらいませんか?




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