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なんでエアコンが嫌いなんだろう?


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エアコンが嫌いなネコさんの暑さ対策はどうしたらいいのかしら

ネコさんのエアコン嫌いはよく知られていますが、今やエアコンなしではやり過ごせないのが日本の夏。これだけ暑いと人だけでなくネコさんの熱中症も心配になりますよね。

そんな猛暑を快適にするためにはどんな工夫が必要なのか、エアコン嫌いのネコさんでもできる暑さ対策を詳しくご紹介します。

暑い季節は猫も熱中症に注意

近年、夏になると35度を超える猛暑日がつづく日本。暑さに強いと思われがちなネコさんですが、さすがに35度を超えるような気温では、熱中症の危険性があります。

ネコさんは気温が30度を超えると熱中症のリスクが高まるといわれています。ただし、熱中症には、気温だけでなく湿度も関係しているため、気温が30度以下でも湿度が高い日は注意が必要となります。

もし、以下のような症状が現れたら、熱中症の初期だと考えられます。

  • 呼吸が荒い
  • 体温が高い(40度以上)
  • よだれが大量に出ている
  • フラフラしている
  • 嘔吐

このような症状が見られたら、ネコさんを涼しい場所に移動させ、濡れタオルか保冷剤で体を冷やしながらかかりつけの獣医師に連絡をし指示を仰ぐようにしましょう。

エアコン嫌いのネコさんが多いのですが、熱中症予防のためには室温管理も重要です。上手に付き合って行く方法を考えていきましょう。

関連記事:15分なら大丈夫?油断禁物!ネコに危険を及ぼす夏の車内の熱中症

猫がエアコンを嫌がるのはなぜ?

エアコンと猫

高温多湿の状況では、ネコさんも人間と同じく熱中症になる危険性があります。ネコさんの熱中症予防には室温を下げるのが最も効果的です。

ところが、どうしたものかエアコンが嫌いなネコさんが結構多いのです。

ネコさんは、なぜエアコンが嫌いなのでしょうか?また、上手につき合っていくための方法はないのでしょうか?

それでは、詳しく解説していきます。

室温が低すぎる

人間が快適だと感じる室温は夏で「25〜28度」といわれています。一方、ネコさんが、快適だと感じるのは「27〜30度」です。

そのため、人間が快適だと感じる温度では、ネコさんは少し寒いなと感じているかもしれません。とくに、冷たい空気は下にたまりやすいので、ネコさんがいる床付近はさらに1〜2度ほど温度が低いことが考えられます。

エアコンの音がうるさい

もし、エアコンの電源を入れるたびにネコさんが部屋から出ていくというのであれば、エアコンの動作音が原因かもしれません。

聴力のすぐれているネコさんにとって、エアコンの動作音はかなりの騒音に感じている可能性があるのです。また、人間には聞こえない音を感じ取っているのかも。とくに、音に敏感なネコさんであれば、連続する動作音を不快に感じていても不思議ではありません。

エアコンの風を弱にする、静音モードにするなどで、少しでも音を小さくする工夫をしましょう。

エアコンの風が体に当たる

ネコさんは、扇風機やエアコンの風が体に直接当たるのを嫌がる傾向があります。人間のように汗をかかないので、風が当たっても涼しく感じることはありません。

キャットタワーやケージは風の当たらない場所に設置し、ネコさんのお気に入りのベッドも移動させるなどして風を避けるようにしましょう。

また、ネコさんがいつもいる場所は風が当たらないように風向きを調整することをおすすめします。

暑さ対策の6つのポイント

ネコさんの暑さ対策のポイントは6つあります。

  1. 温度設定は室温28度を目安にする
  2. 水分補給をしっかりとおこなう
  3. カーテンなどで直射日光を遮る
  4. 扇風機の併用や窓を開けて風を通す
  5. 部屋を移動できるようにする
  6. ブラッシングをする

それぞれ、どのようにしたら良いのか具体的に解説をしていきます。

エアコン嫌いのネコさんでもできる対策を集めてみましたのでぜひ、参考にしてくださいね。

温度設定は室温28度を目安にする

ネコさんがいるご家庭では室温28度を目安にエアコンの温度設定を調整します。

くり返しになりますが、ネコさんの平熱は38〜39度と、私たち人間よりも2度ほど高めです。そのため、ネコさんが夏場に快適と感じる室温も、人間にとっての適温(25〜28度)より2度ほど高い27〜30度だと考えられています。

人間である飼い主さんにとっては少々暑く感じられるかもしれませんが、そこはこまめな水分補給や扇風機を併用するなどで対処しましょう。ただし、それで体調を崩しては意味がありませんので、無理をしないように注意してください。

水分補給をしっかりとおこなう

もともと、砂漠で暮らしていたネコさんは、たくさん水を飲む習慣がありません。しかし、暑い季節はネコさんにとっても水分補給は重要です。水分が足りないと「熱中症」や「脱水症」の原因になってしまうこともあります。

ネコさんは、活動的で機敏に動き回っているようで、実はものぐさな動物だったりします。暑いな、遠いなと思うと、水を飲むのを我慢してしまうことがあるのです。

そうならないように、水をあちこちに置くのがおすすめです。置き場所はネコさんの導線を考慮して、移動の途中で飲めるように配置しましょう。

流れる水が好きなネコさんには、自動給水器もおすすめです。ただし、お手入れをかなりしっかりとおこなわないと、ぬめりの原因になるなど衛生面で問題がおきやすい商品もあるため注意してください。

関連記事:猫があまり水を飲まない時は…?すぐできる対処法6つご紹介

どうしても、水を飲んでくれないというネコさんにはウェットフードをあげるのもおすすめです。もし、ふやかしたドライフードを嫌がらないのなら、ぬるま湯でふやかしてあげるのも良いでしょう。

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カーテンなどで直射日光を遮る

カーテンの後ろの猫

どんなに対策をしても、エアコンをつけると部屋を移動してしまうというネコさんには、カーテンで日差しを遮るなどの工夫が必要です。

夏場に直射日光が差し込むと室内はあっという間に温度が上がってしまいます。レースのカーテンを閉めるだけでも効果はありますが、遮光カーテンで日差しをしっかりと遮るのがおすすめです。カーテンで窓の半分を覆うだけでもかなり違います。

また、家具を組み合わせて室内に日陰をつくるのも暑さ対策としては効果的です。

扇風機の併用や窓を開けて風を通すのも有効

エアコンを使うことで室内の温度にムラができ、同じ部屋の中でも暑い場所、寒い場所ができてしまう場合があります。

そんなときは扇風機やサーキュレーターを使って空気をかくはんするのがおすすめです。風を起こして室内の空気を循環させれば温度のムラを解消できますし、風で涼しく感じられる分冷やしすぎにもなりにくいです。

また、エアコンのある部屋のドアを開けて、冷えた空気をほかの部屋や廊下に拡散させるのも良いでしょう。断熱性が高い家屋であれば、この方法を使うと家の中全体を涼しくできます。

その際も部屋の出入り口に扇風機を置いて風を送るようにすると効率よく空気を動かせます。

エアコンから遠く、熱がこもりやすい部屋の場合は窓を開けて風をとおします。その場合は2か所以上の窓を開けておくと、早く空気が入れ替わります。

ただし、猛暑日ともなると窓を開けても熱風が入るだけにもなりかねませんから、窓を開けるかどうかは外気温次第となります。

部屋を移動できるようにする

ネコさんは自分で快適な場所を見つける天才です。暑いな、寒いな、というときに自由に移動できるよう部屋の扉を開けておきましょう。

扉を開けるときは、ネコさんが閉じ込められないようにドアストッパーで固定します。

数年前にSNSで、飼い主さんがお出かけ中に扉が閉まって部屋に閉じ込められたネコさんが、熱中症になった話が話題になっていました。

ブラッシングをする

ネコさんの暑さ対策では「ブラッシング」も大事です。

ネコさんの体は、アンダーコートとオーバーコートという2種類の毛で覆われています。このうちアンダーコートは体に密着して生えているふわふわの毛で防寒の役割をしています。いわゆる、冬毛と呼ばれているものですね。

そのため、アンダーコートがたくさん残っているとネコさんは熱がこもって暑く感じてしまいます。日頃のブラッシングでしっかりと取り除くようにしましょう。

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留守番中にエアコンを使う際の注意点

エアコンのリモコン

暑い季節に、ネコさんにお留守番をしてもらう際には必須とも言えるエアコン。とっても便利ですが、ネコさんが快適にお留守番をするためには、いくつかの注意点があります。

故障、停電、センサーの誤感知による停止に注意

真夏の室内は直射日光が入ると簡単に室温が40度ほどになってしまうこともあります。このようなときにも、ネコさんが安全に過ごせるよう対策をしておく必要があります。

エアコンの故障や停電に備える

留守中にいちばん注意しなければいけないのは、ふいにエアコンが停止してしまうことです。そんなときにも安全に過ごせるように対策をしておく必要があります。

たとえば、

  • 飲み水をたくさん用意しておく
  • カーテンを閉めて直射日光を遮る
  • ひんやりグッズを用意する
  • 可能であれば窓を開けておく

ひんやりグッズはクールマットや涼感ベッドなどでも良いですし、凍らせたペットボトルを室内に置いておくだけでも涼しくなります。

留守中に窓を開けるのは、ネコさんの脱走の危険や防犯を考えると基本的にはおすすめしません。ただし、高い位置に窓があってネコさんが近づけない、頑丈な柵を設置しているなど脱走の危険がない場合は、窓を開けておくのも良いでしょう。

人感センサーなどによる停止に注意

もうひとつ注意したいのは、センサーの誤感知による停止です。誤感知というには語弊があるかも知れませんが、人感センサーつきのエアコンの場合はネコさんには反応しません。

人感センサーつきのエアコンが停止して、熱中症になり命を落とすイヌさんが増えているそうです。ネコさんは比較的暑さに強いといわれていますが、エアコンが止まって高温になれば、熱中症を起こしますので、決して他ワンごとではありません。

また、ネコさんの場合は、テーブルにリモコンを置きっ放しにするのも危険です。踏んでエアコンのスイッチを切ってしまう可能性もあります。リモコンは、ネコさんが触れない場所に隠しておくようにしましょう。

部屋間の温度差に気をつける

家の中ではなるべく部屋間の温度差が小さくなるようにしましょう。温度差が大きいとネコさんも自律神経が乱れたりと体調を崩しがちになります。

温度差が大きくならないようにするには以下の方法があります。

  • エアコンの設定温度を高めにする
  • 扉を開けっ放しにする
  • 可能であれば窓を開けておく
  • 扇風機などを使って空気を循環させる

扇風機の使用時に、ネコさんの爪がカバーにひっかかり倒してしまうといった事故が起きていますので、ネコさんが扇風機に触れないように対策をしておく必要があります。また、ネコさんの中には、クルクル回る羽が気になってしまう子もいるようです。できれば、羽のないタイプの扇風機を使用するのが良いかもしれませんね。

寒いときの逃げ場所を用意する

暑いのもつらいですが、冷房で冷えるのもつらいものです。ネコさんも冷房の使いすぎでクーラー病(冷房病)になることがあります。クーラー病になると腹痛、嘔吐、下痢といった症状が見られます。

ネコさんが寒いと感じたときに、逃げ込める場所や快適な場所に移動できるようにしておく必要があります。

たとえば、風を遮ることができるドーム型のベッドやペット用のテントを置いておくだけでも良いでしょう。

また、部屋全体が寒いときには、好きな場所に移動できるよう扉を開けておきます。

猫が日本の夏を快適に過ごすために

ネコさんはもともと砂漠で暮らしていたこともあり、暑さに強い動物だと思われがちです。しかし、猫さんが快適に過ごせるのは、気温20〜30度、湿度50〜60%程度です。

近年は日本でも35度以上の猛暑日も多く、夏には湿度75%を超える日もあります。そんな高温多湿な日本で、ネコさんが快適に暮らすためには、温度管理や暑さ対策が重要になります。

暑さ対策のポイントは次のとおりです。

  • 室温は28度くらいにする
  • いつでも新鮮な水を飲めるようにする
  • カーテンを閉めて直射日光を遮る
  • 部屋を自由に出入りできるようにする
  • ブラッシングをして冬毛を取り除く
  • ひんやりグッズを活用する

ネコさんが少しでも快適に過ごせるようしっかりと対策をしていきましょう。


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