子猫のご飯

子猫のごはんは成長段階によって必要になるごはんが異なります。

生まれてからどれくらいまでが子猫？

いつまでが子猫？ミルクをあげるのは何ヶ月くらいまで？

哺乳期

生まれてから30日程度までの期間をいいます。
この時期は母乳で成長します。市販のミルクを利用する場合には猫用のミルクを与えます。

猫の食餌が人と異なっていることは、 乳の成分などにもあらわれています。 牛乳は私たち人間にとってたん白質やミネラルを多く含む良質な食品の一つですが、猫の乳は牛乳に比べてたん白質や脂肪の量がより多く、 乳糖などの炭水化物が少ないのが特徴です。

このため子猫に母乳の代わりに牛乳を与えると、エネルギー（カロリー） やたん白質が不足して健全に成長できない場合があります。子猫には専用のミルクを与えましょう。

離乳期

生後約 20 日から 60 日くらいまでの期間をいいます。
猫用の離乳期用フードも販売されていますが、 これらが手に入らない場合には子猫用 （成長期猫用） フードをお湯やミルクでふやかして与えることも可能です。

成長期

生後約 50 日から１年程度の期間をいいます。
子猫用 （成長期猫用） のフードがあります。

フードの切り替えの注意

ある年齢になったからといって、急にその年齢用のフードに切替えるのはあまり良いことではありません。（食べなれていないフードに急に切替えると、吐いてしまったり、下痢をすることもあります。）状態を見ながら、1 週間くらいかけて新しいフードの割合を徐々に増やしましょう。

ごはんはどんなものを、どのぐらいの頻度であげるべき？

キャットフードに表示されている代謝エネルギー（ＭＥ）から1日あたりの食事量を計算することができます。

ネコが1日に必要なごはんの量

子猫にペットフードを与える際には製品パッケージに記載されている食事量を目安に与えるようにしましょう。　
多くの場合は1日分の給与量の目安はネコさんの体重に対して表示されています。

代謝エネルギー（ME）375kcal/100g

表を目安に年齢や季節、活動量などに合わせて1日分を2回以上に分けて与えてください。
給与量は子猫の体調や体型を確認しながら適宜調整してください。

出典：飼い主のためのペットフード・ガイドライン環境省

出典：セレクトバランス グレインフリー キトン チキン12ケ月までの子猫

まとめ

子猫のごはんの与え方と選び方いかがでしたでしょうか？
体をつくる大事な成長期。観察をしながら元気なネコさんに育ってもらいましょう。

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