ネコにマタタビをあげるとき、こんな経験はありませんか?
マタタビをどれくらいあげたらいいかわからない…
マタタビをあげすぎたらどうなるのか心配…危険はないの?
マタタビをあげると中毒みたいになる…悪影響はないの?
マタタビについて今現在わかっていることを記事にまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
- マタタビの安全性が心配な方
- マタタビ中毒が怖い方
- あげても良いマタタビの量が知りたい方
この記事の目次
ネコにマタタビを与えると興奮するのは中枢神経が刺激されるから
日本でマタタビはネコさんが喜ぶものとして認知されています。ネコにマタタビを与えると興奮するのはマタタビに含まれている物質により中枢神経が刺激されるから。成熟したオスよりもメスのほうが反応が著しいと言われています。一方でマタタビに反応を示さないネコもいます。
マタタビの使い方はさまざまですが、ネコの気を引くためにおもちゃや爪とぎに振りかけたり、おやつとして販売もされています。
マタタビを使った猫用品は多数売られていますが意外に安全性を裏付けるデータや論文はありません。
マタタビの安全性を裏付けるデータは存在しない
猫にマタタビをあげると酔っぱらいのようになるので「本当に大丈夫なのかな?」と疑問に思い調べてみました。
マタタビは日本とアジアの一部に自生し、欧米圏ではマタタビが無いためデータがあまりありません。実際にネコが病院に運ばれたケースも起きています。
これから考えたことを書きます。わたしは獣医ではなく調べたことを書いているだけですので、ご注意のうえ読んでいただきたいです。
猫にマタタビをあげると、人間で言うとお酒を飲んで酔っ払ったみたいになります。お酒は人によって強い弱いがあり、お酒の弱い人がムリをしてたくさん飲むと倒れたり病院に運ばれることがあります。一方でお酒に強い人はいくら飲んでも平気でまったく酔いません。
こういったことを考えると、もしかしたらマタタビが猫にとっていいか悪いかは個体差による影響が大きいのではないかと考えています。
多くの猫にとってはあまり害がなく酔っ払った感じになる程度ですが、冒頭お伝えしたように病院に運ばれたネコのケースもあります。
マタタビの安全性についての臨床実験や論文、データはありません。誰も調べていないからです。このような状況のなか、マタタビの危険や安全性について考えてもいいのではと思います。
昔からあることわざ「猫にマタタビ」イコール安全ではない
「猫にマタタビ」非常に好きなものの例えとして昔から使われていることわざ。だから大丈夫ということではなさそうです。
「酒は百薬の長」適量の酒はどんな良薬よりも効果があるということわざですが、飲み方次第では毒にも薬にもなります。実際、飲むと大変なことになる人もいます。
昔からある、ことわざだから大丈夫と決めつけるのは、「酒は百薬の長」と同じで当てにならない可能性もあります。
マタタビとお酒は少し違うかもしれませんが、飲みすぎ、与えすぎにはご注意いただきたいです。お酒に強い、弱いと同じ用に人によってその反応はことなります。マタタビも個体差により反応は異なります。ただ実際に病院に搬送されたネコがいることは事実としてあり、安全性を裏付けるデーターがないからこそ気をつけないといけないかもしれません。あなたの大切なネコの具合が悪くなる可能性もあるので、マタタビをあげるときは注意してください。
ネコらしく生きていけるモノづくり第一
現在、わたしたちはネコにとっての安全についてまだ分からない「マタタビ」の取り扱いをしていません。当店の猫のおもちゃはすべて「マタタビ不使用」のおもちゃです。
You Tubeなどでネコを驚かせて楽しむような動画を目にすることがありますがネコの心臓にも悪いですし、ネコとヒトとの関係性にも悪影響がありおすすめしません。
わたしたちはネコが健康的で気持ちよく、本来のネコらしく生きていける商品づくりを第一に考えています。
今後、獣医、学者さんの話も伺いながら商品開発を進めています。