[2024年猫の日]みんなで考える動物愛護
イベントへのご来場ありがとうございました!
2024年2月22日・23日開催の『みんなで考える動物愛護』2日間のイベントが無事終了いたしました。
多くの方に支えられ開催することができました。本当にありがとうございます。
雪の中、沢山の方にお越しいただきとてもうれしかったです!
ご来場ありがとうございました。
絵の依頼主さまと描き手の大学生ボランティアとの交流もできました!
遠方からお越しいただく絵の依頼主さまもいらっしゃいました。普段は直接お話をする機会が少ないので、絵と愛猫のエピソードなどたくさんお話を聞けて楽しい時間でした。
保護犬保護猫のその後のストーリーを紹介する「うちの子は今」では、里親さん家族との心温まるお話に、来場者の方々も目を潤ませながら聞いていらっしゃいました。
大学生ボランティアの講演はそれぞれの視点から動物愛護への想いをお話いただきとても興味深かったです!
動物愛護の標語3部門
入賞作品をご紹介します
犬猫への心温まる標語、ハッとさせられる標語など全国から475件の応募がありました。
特に応募の多かった一般の部では、審査員の中でも選考に苦慮したため、急遽、審査員特別賞を用意させていただきました。今回は入選された標語をご紹介いたします。
小学生以下の部
中高生の部
大学生一般の部
イベントに参加された方の感想
来場者
本日の絵画展見てきました!大学生の方の講演も聞いてきました。考え方がしっかりしていて素晴らしかったです。僅かですが募金させてもらいました。我が家の猫の展示をしていだだきありがとうございました!
来場者
素晴らしいイベントでした。会場の雰囲気も展示もお話も、本当に素晴らしかったです。思わず感涙でした。今後も是非、こうした取り組みを継続していただきたいと願います。
講演いただいた里親さん
孫と2人で大好きな動物のための愛護イメントに参加させていただきありがとうございました。忘れられない私の宝物となりました。
私が日々頑張っていられるのはいつも動物達がそばに居てくれたからだと思っています。動物は家族以上の存在です。動物が好きすぎる私です。孫は3社からインタビューを受けていましたが孫は初めてだったので何も答えれないでいました。発表はあがらなかったけど聞かれた事にどういうふうに答えるのか分からなかった と 言っていました。でも良い経験になったと思います。
ありがとうございました。
大学生ボランティア
年代の違う人同士が動物に対してどんな思いを持っているのか、またボランティアに取り組む姿勢についてなど様々なことを学び、改めて自分が動物とボランティア活動両方にどう向き合うべきか考える一日となりました。
標語も大変楽しく拝見しました。 「飼う責任」「命」という言葉が多く出てきたように思います。 私にとって「飼う責任」とは、命を育て、守り、自分と対等に扱うことです。今の私にそれができているのか、振り返るきっかけになりました。 命は必ず老い、それに伴ってお世話をする時間の割合が増えていきます。 宿泊や数日間家をあけることが難しくなり、自分の優先順位をある程度下げることも多々あります。 命を飼うとはその覚悟を持てるかどうかだと、今回のボランティア活動を通じて強く再認識しました。 また、私たちが描いた絵も丁寧に展示していただき誠にありがとうございました。
絵画展については、作品のフィードバックをいただいて非常に感動しました。 一筆一筆を、猫ちゃんワンちゃんのごはん一粒一粒だと思って、今後の活動に取り組んで参ります。
動物愛護団体「動物いのちの会いわて」と盛岡市のネコ用品メーカー「株式会社クロス・クローバー・ジャパン」はネコの日にちなみ、「みんなで考える動物愛護」を初開催します。
会場では大学生ボランティアが描いた約70枚の絵画展と交流会、元保護犬猫の里親さんにお話しいただく「うちの子は今」、動物愛護に関する標語の授賞式などを行います。
開催日時 | 2024年2月22日(木)~23日(金・祝日)10時~18時 |
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会場 | 岩手県盛岡市 アイーナ4階 県民プラザB.C.アイーナスタジオ(盛岡駅から徒歩4分) 地図はこちら(Google Map) |
入場料 | 無料(ご予約なしでどなたでも参加可能です) |
開催内容 |
1.動物いのちの会いわて24年の歩み パネル展と代表の下机による講演「24年の歩みと震災から学ぶもの」 2.岩手の大学生ボランティア絵画展(今回は70枚ほど展示、絵の描き手ボランティア学生による発表) 3.うちの子は今「動物いのちの会いわて」から巣立った6000匹のペット達、その後のストーリーを家族が語ります。 4.「あなたの想いを言葉に」動物愛護に関する標語募集 発表と授賞式 |
タイムテーブル
2/22(木・猫の日) | 2/23(金・祝日) | |
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10:00 | 開会 | |
11:00 | うちの子は今 | うちの子は今 |
12:00 | 絵の描き手学生ボランティア発表 | |
13:00 | 動物愛護の標語発表 | 動物愛護の表彰式 |
14:00 | うちの子は今 | |
15:00 | 絵の描き手学生ボランティア発表 | うちの子は今 |
16:00 | 講演「24年の歩みと震災から学ぶもの」 | 講演「24年の歩みと震災から学ぶもの」 |
17:00 | 絵の描き手学生ボランティア発表 |
▼ 概要とタイムテーブル ▼
こちらをクリックすると画像を拡大表示します
動物いのちの会いわて24年の歩みパネル展と講演
「東日本大震災からの教訓を能登震災に生かして」報告下机都美子。
2000年9月6人で立ち上げた「動物いのちの会いわて」は今年で24年が経過しました。この間、宮城岩手内陸地震や東日本大震災、岩泉豪雨、ペットショップ倒産や多頭飼育の崩壊、保健所からの引き取り、飼育放棄された動物など6000頭の命を救ってきました。かつて東日本大震災では多くの人や動物が犠牲になり辛い中でも沢山の教訓をえました。今、能登地震ではどのような状況なのか、教訓は生かされているのか、飼い主として災害への準備についても考えるきっかけに。今回、四半世紀に渡る会の活動を『動物いのちの会いわての24年の歩み』と題して講演と、写真やデータで振り返りながらパネルでも展示します。
岩手の大学生ボランティアが描いた
約70枚の絵画展と交流会
岩手の大学生ボランティアの作品
犬猫の殺処分を減らすための岩手の大学生による、
ネコの描き手ボランティア
『チャリティー絵画』プロジェクトとは?
「なにかしたい人」と「助けを求めている動物たち」をつなぎ、みんなで力をあわせたら大きな力になると考え企画しました。
動物たちのために「なにかしたい」絵を描くのが好き、絵の得意な大学生が、寄付のお返しに愛猫の写真を見ながら、飼い主のためだけに絵を描き、お手元に届けます。
いただいた寄付は動物愛護団体の動物たちのために使われ、救える命が増えます。
»保護猫・保護犬を救う
『チャリティー絵画』
寄付・詳細はこちら
プロジェクト立ち上げのきっかけ
2022年10月31日の岩手県立大学でのキャリア教育の講演です。岩手県立大学生と県内高校生150名の方にお集まりいただき「株式会社クロス・クローバー・ジャパン」太野が講演を行いました。ボランティアで学んだことを講演したところ、学生から『ボランティアに興味があるが何をしたら良いかわからない』という声を頂き、社会貢献の場作りを考えたのがきっかけです。
大学生ボランティア参加の動機
大学生ボランティア
私は猫が好きですが家の事情で飼うことはできず憧れを持っていました。猫を引き取ることは責任も伴い、大学生の自分では直接支援出来ないことが多くあると感じています。私が絵を描くことにより、間接的にでも猫の暮らしを豊かにできたら、とても嬉しい体験になると考えて参加したいと思います。
大学生ボランティア
動物がとても好きで、殺処分があるという現状を改善したい、動物や動物たちを大切にしている方のサポートをしたいという思いがあったため。
大学生ボランティア インタビュー記事
「うちの子は今」
会から巣立った6000頭のペットたちの
その後のストーリーを家族が語ります
里親さんに救われて、生き生きと健やかに生きる犬猫の暮らしや今日の姿を里親さん自身の言葉でご紹介いただきます。
両日4名(猫の里親さん2名、犬の里親さん2名)合計8名の里親さんにお話いただきます。
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綱雪くん保護施設時代
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里親さん宅での様子 表情が明るくなりました
綱雪くんは迷子でさまよっているところを保護されました。「おいで」と呼んだところ大急ぎで走ってきたので、優しい親子が綱雪くんを紐で結んで、動物いのちの会いわての施設に保護されました。
飼い主さんをずっと待ちましたが迎えに来てはくれませんでした。現在は、新たな家族のもとで大事に育てられています。
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瀕死状態で動けなくなっているところを保護
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飼い主さんの愛情で元気に暮らしています
ヘレンちゃんは2020年4月19日花巻で全身鼠取り用の接着剤に絡まれて草むらで動けなくなっているところを発見されました。
脱水、低体温、低血糖で緊急レスキュー入院、点滴し酸素室で管理しやっと助かった命です。
ボランティア活動に参加していた優しい家族が是非我が家でと里親になってくださいました。とっても元気です。
「あなたの想いを言葉に」
動物愛護に関する標語授賞式
岩手県内の学生、一般を対象に「動物愛護に関する標語」を募集します。標語を通してご家族で動物愛護について考えるきっかけになる事を願っております。
「あなたの想いを言葉に」
動物愛護の標語募集について概要
募集期間 | 2023年12月15日〜2024年2月12日 |
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募集内容 | 動物愛護に関する想いを言葉に どなたでもご応募可能 |
応募方法 |
メール:nekozuki@cross-clover.com FAX:019-691-1771 (24時間受付) ハガキ:〒020-0024 岩手県盛岡市菜園1丁目3-6 株式会社クロス・クローバー・ジャパン |
記載内容 | 必須:氏名、郵便番号、住所、電話番号、年齢、学校名と学年(該当者)、標語 |
入選者発表 | 2024年2月22日 アイーナ4階 県民プラザB.C.アイーナスタジオ 授賞式:2月23日/同会場 小学生以下・中高生・大学生一般の部から3部門入賞作品(優秀作1点、佳作2点)入選作品を選定。記念品を贈呈。 動物いのちの会いわて・クロスクローバーHPに掲載する他、動物愛護啓蒙活動に活用させていただきます。 応募作品、入選作品の版権は動物いのちの会いわてに帰属されます。 審査員: 標語審査委員長 佐々木 一弥 様 岩手大学名誉教授 佐藤 れえ子 様 松園動物病院院長、動物いのちの会いわて顧問 山手 寛嗣 様 岩手県立大学 学生支援本部 准教授 高瀬和実 様 岩手県 環境生活部 県民くらしの安全課 食の安全安心課長 千葉正 様 |
実施団体について
動物愛護団体
「動物いのちの会いわて」
動物いのちの会いわては岩手県内全域で活動を続ける動物愛護団体です。
2000年9月、6人で立ち上げ今年で24年になりました。この間、助けた動物の数は6700頭。
今も保護施設と一時預かりさん宅には常時350頭ほどが里親さんを待ち暮らしています。適正飼育の啓発、定期的な譲渡会を開催してています。
動物を世話する職員(常勤3人、パート8人)は有償。
代表をはじめ運営スタッフは全員無給のスタッフで運営され、会は年間3000円の年会費と寄付金、餌などの支援物資を寄せてくださる皆さんに支えられています。
株式会社クロス・クローバー・ジャパン
(猫用品メーカーnekozuki ねこずき)
2005年6月に岩手県盛岡市で創業。代表の太野(ふとの)は猫好きでnekozuki(ねこずき)を運営。岩手の資源や職人技術を活用した猫のための商品を開発し続けています。会社員時代「動物いのちの会・いわて」でボランティアをし、動物愛護の現状を目の当たりにしてきました。犬の散歩途中に保健所に立ち寄り、「もう年だから要らない」と人間の都合で捨てられる犬。(現在は動物愛護管理法が改定され飼い主の都合による引取は行っていません)ボランティア時、保健所から保護施設へ何頭かの動物を引き取りに行きました。すべての動物たちを連れ帰ることは出来ず命の選別をしている気持ちになるのと同時に、一人では何も出来ない現実を知りました。
まずは出来ることをと考え、同会から何頭かの動物の里親になりました。この子たちと一緒に猫用品の開発をしています。開発の他、モデルとしても活躍。尊敬の念を込めて「ネコ社員」と呼ばれています。保護猫を発信する機会を増やしペットを家族として迎える時に保護動物も選択肢の一つとして加えていただくことを願っております。
「動物いのちの会いわて」出身
元保護猫 ネコ社員の紹介
現在、会社には3匹のネコ社員が在籍しています。代表の太野(ふとの)の愛猫で、同伴出勤しています。創業時スタートアップメンバーは1人と3匹(なるとさん、ぽんちゃん、ちゃっくん)です。動物愛護チャリティーのアイコンとしても重要な役割を担っています。
動物愛護について考えるきっかけに
今の社会では一度捨てられた動物は生きていくことができません。
飢えや恐怖におびえながら外を徘徊し一報があれば保健所の捕獲により死んでいく運命をたどっています。
一度飼った動物は最後まで飼い続けると言う意識を広めていくことが大切なことだと思います。
捨てる人間がいる限り不幸な命は後をたたないでしょう。しかし、そんな動物を救えるのも人間のはずです。
大切なのは同じ「いのち」をかんがえること。あなたの手を、心を、必要とする「いのち」があります。
一緒にできることからはじめませんか?本イベントを通し動物愛護について考えるきっかけになることを願っております。
動物いのちの会いわて 代表 下机都美子
株式会社クロス・クローバー・ジャパン 代表取締役 太野由佳子
後援
岩手県、岩手県立大学、岩手県立大学盛岡短期大学部、岩手県獣医師会、毎日新聞盛岡支局、盛岡タイムス社、岩手日日新聞社、河北新報社、岩手日報社、読売新聞盛岡支局、IBC岩手放送、岩手朝日テレビ、めんこいテレビ、テレビ岩手、エフエム岩手