デザイナー
nekozuki(ねこずき)についてご紹介
03.デザイナー
「ネコと生きる。」
これが、私の人生のテーマです。
物心ついたとき、初めて出会った動物はネコでした。その可愛さに心を射抜かれました。父の一眼レフカメラを手に、初めてシャッターを切った相手も、茶トラのネコでした。気がつけば、私の人生にはいつも、ネコが寄り添ってくれていました。友人がネコを拾ったのをきっかけに知った動物愛護団体でボランティア活動に携わった日々。たくさんの命と向き合うなかで、私は決意しました。「自分なりのやり方で、ネコの役に立ちたい。」
その想いから、nekozukiは生まれました。私たち(私とネコ社員)のモノづくりは、いつもネコファーストでありネコ目線です。ネコが抱える「困った」を見逃さず、ネコのために、ネコの視点で、ひとつずつ解決していきます。
室内で暮らすネコにとって、飼い主から与えられるネコ用品が生活のすべてです。
だからこそ、ネコが使う商品をつくる以上、本当の答えは、ネコ自身の中にあるとわたしは考えています。

ネコさんの気持ちになってフェザーカラーのつけ心地の確認
私はネコたちから学び、ときにヒト用に拡大制作した試作品を使って、自らネコになりきり、使用感を確認します。不便さ、不快さ、そして、ほんの小さな違和感さえも見逃さないように。
大好きなネコたちが、もっと自由に、もっと心地よく、もっとネコらしく生きられる世界をつくりたい。それが、私のモノづくりの原動力です。
「ネコが本当に喜ぶものを、ネコ目線でつくりたい。」
この想いに突き動かされ、気づけば20年。独学で商品開発の技術を磨きながら、これまでに完成した商品は40点以上。中には、開発に6年もの歳月をかけた商品もあります。ひとつひとつ、ネコたちと向き合いながら形にしてきました。

ちゃっくんといっしょに保定服「ねこずきのおくるみ」の試作を何度も繰り返しました
この経験こそが、nekozukiの原点です。そして、他のネコグッズメーカーのスタンスとは大きく異なり、独自のモノづくりを行っています。
nekozukiは、ネコたちが室内でも自然体で暮らせる未来をつくるために、「困った」「つらい」「不便だ」という小さな声をすくい上げ、ひとつひとつ丁寧に解決するブランドです。
さらに今、病気にさせない未来を目指した「未病ケア」や、自宅で支えられる未来を目指した「介護サポート」にも取り組んでいます。自宅で健康チェックできるネコ用検査キット、腎臓病のネコたちのための自宅用皮下点滴サポート保定服
これらもすべて、ネコたちへの「なんとかしたい」という気持ちから生まれたものです。
そして、これから私たちは、ネコ用品だけにとどまらず、ネコとヒトが一緒に心地よく暮らせる住空間まるごとをデザインする未来を描いています。
ネコと一緒に、もっと自由に。
ネコと一緒に、もっと楽しく。
ネコと一緒に、もっと幸せに。
nekozukiは、これからも「ネコ目線」で、幸せな未来をひらいていきます。